にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ Somewhere but Here: April 2008

Monday 21 April 2008

Collioure

Collioure(コリョー)はフランスの国境近くにあるフランスの村です。
フランスのAP-9高速道路を降りて海の方に車を走らせること30分で到着します。
ピレネー山脈にはまだ雪が残っています。

地中海に面したこの村にはアラゴン王の居城が残されており、さらに石でできたな灯台があります。 ピンク色の屋根と空と海の青がマッチした風景はまさにラブリーの一言につきます。


この地域は、中世時代はアラブとの激戦地域だったためにあちらこちらに古城が残っています。この城も3回にわけて増築しており、村の人口に比べると不釣り合いなほどの大きなお城になっています。

お城から望む対岸の風景

辺境の地域にもかかわらず、かなり観光地化は進んでいるらしく、フランス語につまるとすぐ英語で話してくれます。
(ってか、今回はほぼ全滅。フランス語会話もう一度やり直さないかんよ、自分!)


また、この地域はバルセロナ同様に、カタロニア地方に属していますので、カタロニア語とフランス語の併記されたものが目立ちます。


Rue de l'egliseがフランス語表記、Carrer de L’Esglésiaがカタロニア語表記です。でも、これだと違う通りに同じ名前をつけてることになるんですけど・・・・


小さいながらもゆったりとくつろげそうなビーチ。カタロニアの歴史を感じさせる古い建造物など、何度来ても飽きないところです。

お城の入口で日本から老夫婦とお会いしました。ここまでバックパックを背負いながら電車で来たそうです。おそらく定年後の旅行なのでしょう。中睦まじさが印象に残りました。


街中には、日本人シェフが経営しているフレンチレストランがあります。土曜日というのに、ランチメニューがあるのがうれしいです。

右手の白い看板のところです。
le 5 peche

18 rue de la Fraternite
66190 Collioure
04.68.98.09.76

前菜はタコのマリネのサラダかカモ料理のどちらか、そしてメインはマグロのステーキです。
タコのサラダ
鴨のひき肉が下に隠れてます。
マグロのステーキ、ソースが美味しい!

車で来ているので、ワインが賞味できなかったのは残念です。

家から2時間くらいの距離にある村ですけど、一泊して心おきなくビーチでワインとビールを飲みたいです、というかここで一生絵を描いて暮したいくらいにすばらしいところです。

Thursday 17 April 2008

Bodega de Gaudi (ガウディの酒蔵)



ガウディの酒蔵といわれるこの建物は、バルセロナ名物のガウディの建築物の中でもっとも知られていない建物のひとつでかもしれません。

これは、バルセロナから海沿いを走るC-31号国道を車を走らせること30分、Garrfという小さな海辺の村にあります。

この酒蔵はガウディの所有ではなく、パトロンであるグエル氏のものです。今は、レストランとして一般に公開されています。

いたるところにガウディのトレードマークである曲線美をみることができます。

鉄道ごしではありますが、地中海の海を望むことができます。

こういうひっそりとしたところで優雅にランチをするというのも一興ですね。

2008年4月14日

Sant Miguel d'Olèrdola

バルセロナからAP-7高速道路を西へと40分ほど走り、C-15号国道を降りて3kmほどいくと、Olerdola国立公園にたどりつきます。国立公園としては比較的面積が小さいところです。

そして、その一角にOlerdolaの城跡があります。



石灰石の岩肌がむき出しになっている小高い山の頂上にこのSant Miguel d’Olerdolaという教会跡がランドマークとして存在しています。


もともとここは、城塞都市だったため、水道後や住居跡が密集しています。





鐘楼の形がパンフレットと違っているところをみると、つい最近修復をしたようです。
パンフレットでは教会の尖塔部分は半分ありません。


カタルーニャを渡るすがすがしい風、咲き乱れる野生の花たち、遠くに望むモンセラの山、兵どもの春の夢ですね。

2008年4月7日