にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ Somewhere but Here: River Danube in August 20. (8月20日のドナウ川)Part 3

Friday 24 August 2007

River Danube in August 20. (8月20日のドナウ川)Part 3

EU加盟国の通貨事情と出入国事情

ブダペスト空港は、非常に小さな空港である。ターミナルは一応二つあることになっているが、10分も歩けば、2つのターミナルの端から端まで行きついてしまう。
飛行機を降りて、パスポートコントロールを通る。ハンガリーは、2004年5月にEUに加盟したが、パスポートコントロールは、フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・オランダ・ベルギー間のようにまったくフリーになっているわけではない。ちなみに、島国根性イギリスもEU域内からの乗客にたいしてパスポートコントロールが設置されている。



到着ゲートをくぐりぬけると、今度は小さな両替商でフォリントというハンガリーの通貨に両替をする。ハンガリーがEU加入した後、仕事ではハンガリーともEURO建てで取引をしているが、生活通貨はこのフォリントである。実はこういう国がEU加盟国でも多く、なかでもイギリスが有名だが、2004年以降EUに加盟した国のほとんどは、今までのつかってきた通貨単位を継続して採用している。
ちなみに、1000フォリントが4ユーロ、あるいは600円といった為替レートである。おおざっぱな私の金銭感覚ではこれで充分である。10%前後の価格差でここはXXX(好きな国名をいれてください)より安いとか高いと一喜一憂する人間ではない。

旅行の前にある知人は、空港やホテルより市内の銀行で両替する方が換金率がいいよと、今では高校生だって知っているようなことをわざわざアドバイスしてくれたが、日曜と祝日が重なっている今回の旅行で市内の銀行が開いている確率はほぼゼロだからここで両替をする。

いつも使っている通貨と違う通貨を持つといきなり「外国に来た」という実感がわくから不思議なものである。

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