River Danube in August 20. (8月20日のドナウ川)Part 11
ラベル:
ブダペスト
川べりの航空ショー
さて、温泉あがりでさっぱりした気分でエリーザベト橋を歩く。温泉の温度があまり高くなかったので、日本の銭湯帰りのような体が火照るような感覚がない。(この感覚がわかる人も日本ではだんだん減りつつありますね。)
上空から不吉な音を立てながら飛行機が通過していく。ちょうどこのとき、祭りのイベントのひとつとして航空ショーが始まったところなのだ。
数機の小型セスナ機がくさり橋の下を(下ですよ)潜り抜けていく。橋桁と水面の幅が10mもないところを小型機がなんども通過していく。橋の両岸は道路が完全に封鎖され、人々が道端からこのスペクタクルなショーに見とれている。
世界文化遺産を使ってなんとも大胆なことをするものである。日本だったら文化遺産を使ってこんなことは絶対にしないに違いない。
ちなみに、このショーを川べりで見る分には無料である。
それを眺めながら、エリーザベト橋をわたり、ペスト側に戻ると我々は、川岸沿いのトラムの鉄道を歩いてホテル方向へと向かう。
そして空いているテーブルをみつけては、ビールとパプリカ入りのソーセージで遅い昼食をとる。我々の上空をけたたましい音をたててジェット機やセスナ機が通り過ぎていく。
ふと、あしもとのアスファルトをみると奇妙な白いものが散乱しているのに気づく。
近づいてみると、ヒマワリの種の皮である。この国の人はヒマワリの種をおつまみとして食べるのである。
その後我々は市内のショッピング街をのぞいてお土産物をひやかしたあと、ホテルにもどり夕食まで小休止をする。
続く
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