ケントを渡る風-2007年夏(2)
ラベル:
イギリス-ケント
Canterbury カンタベリー (2)
夏とはいっても、朝の散歩ではひんやりとした新鮮な空気が吸い込むことができます。
街の中はモダンなショッピング街と昔ながらのパブの建物が入り組んだ奇妙な風景が広がっています。
大聖堂の門前の風景
たぶん、カンタベリーは教会への詣でのためにイギリス各地から人々が集まる街だったのでしょう。だから古くから商業が発達していたと思います。今日のカンタベリーの街が大きなショッピングモールとなっているのも故なきことではないのですね。
街の南側にはDane John Public Parkという細長い公園があって、ここから城壁の上に登ることができます。
Dane John Public Park
Dane John Mountという公園内の小さな丘
Dane John MountからのKentの空。雲一点もない。
その近くにはカンタベリー城の跡もみることができます。
カンタベリー城跡
街から東へ少しはなれたところにSt. Augustin’s abbey(聖アウグスティヌス修道院)があります。
この初代カンタベリー大司教の名が冠されている修道院は、ローマ・ゴシックなど時代の変遷とともに建築様式が変わっていることを示す興味深い建築物です。
聖アウグスティヌス修道院から大聖堂を望む
そして、この場所からは、カンタベリー大聖堂を望めます。まさに新旧の教会を一度に眺めることができるのですね。20年前に初めてこの場所を訪れた時は、11月の夕暮れでした。夕暮れのオレンジ色の光を含んだ修道院の壁の色は中世への郷愁を感じさせました。
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