遥かなるトスカーナ、静かなるコートダジュール (9)
ラベル:
コートダジュール・トスカーナ
二日目(土曜日)
起きたのが朝6時、6時半には、またしても海外通りをブラブラする。(本当にブラブラばかりしている)
東側の山の際がピンク色に染まってくる。朝の光の中で建物や浜はピンク色に染まる、海は深いペルシャンブルーをたたえながら、まだ沈黙を保っている。時折カモメが悲しそうな鳴き声をあげながら天空へと舞う。遠くから清掃車がゴミを収集して歩く音が聞こえてくる。
コートダジュールの別の顔である。
ヨーロッパの観光地の朝はいつもジョギングと散歩をしている人でいっぱいだ。日本の観光地ではあまり見られない風景である。日本人は健康を気にする年代の人は観光旅行にいく余裕がないということなんだろうか。
さて、我々はここで現実に戻る。朝食をどうするかだ。
フランスに限らずスペイン、イタリアもそうだが、朝食メニューはだいたいあっさりしている。パンが一個とコーヒー(カフェオレ)というのが定番だ。
そんな朝食でもホテルだとしっかり15ユーロ(約2300円)は請求してくる。 だから、ホテルの朝食は最初からパス。移動中にパン屋でクロワッサンを買うかガソリンスタンドでサンドウィッチでも食べることにして、散歩から帰ると早速チェックアウトして今日の目的地フィレンツェに向けて出発する。
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